放射状角膜切開術(PK)は現在のレーシック(lasik)のもととなる試みでした。
なんと1869年には角膜への切開手術の試みが始まっていました。このとき既に角膜を切開して、屈折率を変えるという発想があったということですね。この発想のもとはなんといっても眼鏡のわずらわしさ、不便さからなんとか解放されないかという人間の根強い欲求から生まれたものでしょうね。
しかし、残念ながらこのころの放射状角膜切開術(PK)は角膜の両面に放射状の切開を入れるという方法をとっていましたが時間の経過とともに角膜の混濁が出てくるという残念な結果でした。もちろん、角膜の両面に放射状の切開を入れるにはメスを使用していました。
1972年には旧ソ連で角膜前面のみの切開で屈折矯正手術に成功します。角膜の混濁問題は解消されたのですが、(メスを使用していたので)手術の精度が悪いことに変わりはなく普及しませんでした。
1975年にエキシマレーザーが開発されますが、その目的は半導体回路の製作用でした。
1983年にアメリカでエキシマレーザーがはじめて屈折矯正手術に使用されますが動物実験の段階です。
そののち、いろいろな段階を経て、エキシマレーザー照射による屈折矯正手術をFDA(アメリカ食品医薬品局)が認可したのはなんと1995年のことです。しかし、この段階では屈折矯正手術の主流はまだPRK方式が主でした。
1998年に主流だったPRKから徐々にレイシックへの移行が進み、視力回復が早いことや術後の痛みが少ないことなどから評価されて急速に普及することになります。同年1998年には、日本の厚生省(現・厚生労働省)のエキシマレーザーの使用認可がおりました。
そして、2001年には高性能イントラレーザーが開発されてコンピュータ制御されたイントラレーシックが開始され、現在に至ります。
(参考:レーシック イントラレーシック受診ガイド)
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